ハロウィンを終えて2006/11/02 11:48

忍者亀

日本から十数時間遅れて、こちらは昨晩がハロウィンでした。
毎年、特に何もせずに過ごしていましたが、今年は近しい友人に赤ちゃんが誕生。「その子のために」という名目で、友人達が集合し、Jack-o'-lantern作りから、仮装、そして勿論trick or treatまでの全てをこなしてみました。

我々日本勢の仮装の内容は

赤ちゃん = カボチャ

大人1(♂) = タヌキの着ぐるみ←日本帰国時に東急ハンズで入手していたとのこと。心意気は買うが、何ゆえにそこまでするか?それでも努力(?)の甲斐あって、キャラクターの珍しさとクォリティーの高さで、驚いたことに西洋人には大好評。

大人2(♂) = 超安物っぽいピカピカオレンジのケバケバスーツ←米国で購入。

大人3・4・5(♀) = セクシー・ミニスカ魔女(げっ!!)←これも米国で。

結論から言うと、盛り上がったのは30代後半~50代前半の5人の大人達。ダシにされた赤ちゃんは、お腹すいたわ、眠いわ、疲れるわ・・で、宴なかばにして爆睡。保護者達は、ヨソサマから見れば、どこから見ても、「恥を知りなさい」状態だったかもしれません。

「一生のうちに一回は着てみてもいいかも!」という気持ちがあったことは認めざるを得ませんが、さすがにブログでお見せする気概はなく、本日の画像はhummingbirdとダンスをしてくれた忍者タートルさん(米国人男性)にご登場いただきました。この方とのワルツ、ご想像いただけるでしょうか?

さて、10月29日のブログに書いたパンプキンエールについて。
飲んでみました。 確かにビールではありましたが、かなり特徴のあるコクの中に微かなシナモンテイストが。決して不味くはないけれど、ビール好きさんにすれば「邪道」ではないかと?!?

from Palo Alto


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レイニーシーズン2006/11/03 06:58


果てしなくお天気が良いようなイメージがある「カリフォルニア」という響きですが、パロアルトはこれからレイニーシーズンを迎えます。

11月の声を聞いた途端に、晴れ渡っていた青空が雨雲に覆われ、昨夜からときにシトシト、ときにザーザー雨が降り始めました。

こちらの人々にとってレイニーシーズンはアウトドアスポーツが楽しめない、寒くて暗くて憂鬱な季節らしいのですが、東京っ子のhummingbirdにとって雨期といえば、なんといっても梅雨。
春の終わりから夏に向けて、肌寒いにしても蒸し暑いにしても「ジメジメ」っと「ネトネト」っと。濡れそぼつ傘を押し付け合いながら満員電車に乗り、人いきれで曇ったガラス窓越しに見えない景色を眺めることなく眺めてこそ「憂鬱」という文字に相応しい季節。
引き換え、こちらの雨期は、これまでカラカラに乾燥していた空気が適度に湿気を帯びて、寒いながらもどこか爽やかさが漂って「レイニーシーズンなんぼのもんぢゃい♪」という気分にも。

地域によっては水害で大きな被害を蒙るほどの厳しい面を持つレイニーシーズンですが、干上がったクリークに水が流れて水鳥達が訪れ始め、枯れ山が瑞々しい緑の山に変化していく様子には、つくづく自然の恵みを感じます。

これからの季節の楽しみは、コンサートやオペラ、バレエが待っています。そして勿論、サンクスギヴィングとクリスマスも。温かい飲み物と暖炉が似合う季節の始まりです。

from Palo Alto


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Tooth fairy2006/11/04 09:38

アメリカのtooth fairy

子供用品のお店で見つけた、手のひらサイズの小さなクッション。不思議な形に興味が沸き、手に取って調べてみたら、歯の妖精-tooth fairy-に抜けた乳歯を持って行ってもらうための、毛糸を使ったニットクッションでした。

不思議な形は、歯の形だったようです。
真ん中の赤い部分・・・多分、口のつもりではないかと・・・に、ポケットがあって、抜けた歯をそのポケットに入れて、夜、寝るときに枕の下に置いておくと、tooth fairyが訪れてコインと交換していってくれるのだそうです。更に、Tooth fairyは良い歯しか集めていないということで「虫歯はNG!!」という説もあるとか。子供達に歯を磨かせるための親の思いが生んだお話なのでしょうか。

店内には、男の子用と女の子用のクッションが山と積まれていました。それだけ需要があるのかもしれませんね。

from Palo Alto


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