パロアルトの隣町、メンローパークに住むお料理上手でおもてなし上手な友人Mr.Cのお宅で初めていただいた食前酒 Lillet の白。赤と白があり、共に米国ではポピュラーなお酒らしく、ご近所のスーパーマーケットで簡単に見つけることができます。
相当な甘口を、冷蔵庫でキリリッと冷やし、更にオンザロックスでキーーンッといただく。個人的に甘口が得意ではないにも関わらず、お気に入りの一本となりました。

今回、日本で購入しようと、洋酒の品揃えが豊富な近所のスーパーマーケットへ。
残念ながら、取り扱っていませんでした。
ちょっと足を伸ばして、めぼしい洋酒店へ。
ここは品切れ。
もう少し範囲を広げて、都内の主なデパートの洋酒売り場に問い合わせ。
取り扱い無し、或いは品切れ。

簡単に手に入ると思っていたのに、意外とてこずり、思惑が外れたhummingbird。
困ったときのインターネット頼み。
驚いたことに、こんな記事を発見しました。

う～～む。天下（あ・・女王陛下だった・・）の００７、ジェームズ様に宣伝されちゃうとなぁ・・・これは、暫くの間、入手困難な状態が続いても致し方あるまいと思っていたら・・・・

今週、野暮用で地方巡業に出かけた折に、「もしや・・？」の思いで、目に留まった酒屋さんを一軒一軒覗き、遂に、浜松市のとある酒屋さんで赤の Lillet を一本発見。
残念ながら白は品切れ。というよりも、どうも白のLilletの成分にキニーネが入っているため、日本ではある時期から輸入禁止となったようです。←未確認情報です。ということは、現在の品切れ状態に、ジェームズ様は無関係の可能性が大？！？

そんなこんなで、最後の赤を手に入れて、大事に抱えて帰ってきました。

今夜は赤いLilletを楽しみながら、クリスマスのお飾りを引っ張り出して、12月最初の週末を彩ることにいたしましょう。

日本にて


甘口党さんに、もひとつお薦め。紅茶の香りが優しいTiffinをどうぞ！
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