Dreams Come true ナダルな日々2009/09/22 13:41

黄昏の摩天楼
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TVのこちら側から祈るように応援を続けていたhummingbird。
辛抱タマラズ、一念発起。
男子シングルス・クォーターファイナル開始直前にチケット探しを開始。
セミファイナル & ファイナルのチケット入手可能と判明した段階で、こりゃ、行くよ。
行くっきゃないっしょ、とばかりにあらゆるシガラミを掻い潜り、夢を叶えに東の空へひとっとび。

そうは言っても、スーパー・ウルトラ・ドタンバ・プラン。
手に入ったチケットは、巨大スタジアム最上階。

BILLIE JEAN KING NATIONAL TENNIS CENTER


USオープンおなじみの大地球儀をも下に見る、世にも急斜面なお席。

US OPEN MEN'S SINGLE FINAL


例え、そんな、遥か彼方のプレーヤーが小人の国のリリパット状態のお席だったとしても、アーサー・アッシュ・スタジアムで、生USオープンを味わえるシアワセは筆舌に尽くし難く。


更にっ!

去年に引き続き、終盤近くになっての悪天候で、多くの試合が順延となった今年のUSオープン。
いかに自然相手のお天気任せが大前提と理解していても、スケジュール調整に追われた主催者、そして試合に向けて体調を整えなくてはならなかった選手たちは勿論のこと、観戦を楽しみにしていた多くのテニス・ファンにとって、雨が涙か、涙が雨か。

男子シングルス・クォーターファイナル“ナダル VS ゴンザレス”戦をはじめ、いくつもの試合を途中でストップさせた上に、翌日は丸々全試合を中止させた無念の雨。またその翌日も、降ったり止んだりの繰り返しに、諦めて家路につく人の姿、数知れず。

多くのファンにとって無念の雨となった事実を百も承知で、それでも敢えて申し上げますれば、我が家は、その雨のお陰で、予定外のチケットを入手する僥倖に恵まれたのでございました。

ARTHUR ASHE STADIUM


それも、なんと、バリバリかぶりつきのコートサイド。
グランドスラム大会で、この位置をゲットできたなんて…
生まれてきてよかった…(T-T )

それにしても、待ち時間が長かったこの日。
試合が行われるのか、中止になるのかの判断が下されるまで、結局7時間以上待つハメに。
飛行機に乗ってパロアルトに戻っても、余裕でお釣りがきちゃうぐらいの時間ですわ。

なんて戯言ホザキながらも、中止を覚悟でお知らせを待つ、雨上がり待機隊は、それなりの楽しみを見つけるべく、先ずは腹ごしらえ方面の充実を図ります。
どんな環境にあっても、我が家にとって、外せない大切な営みです。

CHAMPIONS BAR & GRILL

☆ 業務連絡 ~ にゃこりん様へ ~~☆☆
にゃこりん様御用達のエドベリさまのお名前、ご覧いただけます?


アーサー・アッシュ・スタジアム内のレストランチャンピオンズ・バー & グリル
壁の高い位置に飾られた歴代の優勝者の名前を眺め、ひとりひとりの活躍に思いを馳せながら、ほどよくスパイシーなロング・アイランド・クラムチャウダーを皮切りに、東海岸のシーフードを存分に味わうひととき。
よきかな、よきかな。

加えてこのエリアには、VIPの方々もご登場。
エスコートを従え威風堂々とすれ違うオバサマがキング夫人だったり、通りすがりに微笑みを交わす殿方がジェラルド・バトラーさまだったりして、ミーハーこころが充たされること、この上なし。
試合が始まれば、目の前に繰り広げられる様々なドラマ。
話題の、怒ったセリーナさん。

怒ってる人


スタジアム中が騒然となるほどの迫力のあまり、いつもに増してピンボケ画像になっちゃいましたの。
ごめんあそばせ。

そして。
「いつか必ず」と夢見たことを叶えるために一念発起してここまで来たものの、本来、観戦予定になかったクォーター・ファイナル“ナダル VS ゴンザレス”戦の後半を、ベスト・ポジションから応援することになるとは。
それこそ、夢にも思わぬこの展開。

快勝。
そして、この笑顔。

VAMOS RAFA!


一転、翌日は完敗のセミ・ファイナル。
上がり調子のデル・ポトロとの戦い。
膝の故障に加えて腹筋を痛めたナダルにとって、それは、あまりにも高いハードルだったのかも…と、言い訳ひとつせぬプロフェッショナルな本人の代わりに、お節介なファンのこころは、あーでもない、こーでもないと千々に乱れ…

それでも、きっと帰ってくる。
故障を治し、より強くなって、ナダルはきっと帰ってくる。
世界中のファンの、そして、誰よりもナダル自身の大きな夢を叶えるために
ナダルは必ず帰ってくる。

そのときには、また、コートサイドから応援できますように。
益々もって、あらたな夢に燃えるhummingbird なのでございました。

燃えるものがある人生って…
最高ぉおおおおッ!

残る課題は、いかにしておサイフを充実させるか。
ドリーム・ジャンボッ!
カム・トゥルーーー!




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恋するニューヨーク2009/09/28 08:31

Market place @ Grand Central Terminal
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実はもう、 10日以上 も前の話、なんですけどね。


お~きな さかさの きのしたで~

み~あ~げて~ごらん~♪

あ~な~た~と~
ふ~た~り~

Oh!シャンデリア!

な~か~よ~く~
みあげましょ~♪


むくつけき(なんて言っちゃぁ、悪いね)男性お二人による
なんともホノボノとした光景を目の当たりにしたのは
グランド・セントラル・ターミナル by Wiki 内のマーケット。

恋する(?)二人はそっとして
ちょっと目を引くシャンデリアへのご挨拶が終ったら
鼻を利かせておいしいものの様子を探りに。

青果・生鮮・乳製品から、できあいの食品・デザート・お酒類などなど。
大都会ニューヨークはマンハッタンのど真ん中だけあって
さすがにお値段少々お高めの設定なれど
日本国東京の食料品価格事情と比べて、驚くほどでもありません。

外食に疲れた旅行者が、軽~くテイクアウトしてホテルの部屋でのんびり寛ぐには
マズマズの品揃え。
難を言えば、ウィークエンドの遅始まり、早仕舞いでしょうか。
行き交う人も多い夕暮れ時、芳しい鮮魚のニホイだけを残して
早々に閉店するさま、いとかなし。

今回、我々のNY訪問は、あくまでもUSオープン観戦が主体。
そのため、起床と同時に滞在先のマンハッタンのホテルを出発。
地下鉄で試合会場のクィーンズへ直行。
最終試合が終了するまで会場内に篭城(?)。
終了とともに、一気に会場から吐き出される観客と共に
民族の大移動状態で地下鉄に乗ってマンハッタンへ戻る日々。
NY滞在中、99%の時間を、クィーンズ滞在に費やしたといっても
過言ではないでしょう。

残り1%。
そんな限られたマンハッタン滞在において、今回我々がもっともお世話になった場所。
それが、グランド・セントラル・ターミナル

ホテルからは徒歩圏内。
試合会場までの地下鉄の便の良さ。
そればかりか、早々に店仕舞のマーケットを尻目に
駅構内のレストランは、営業時間がそれぞれの方針次第。
遅くなっての栄養補給に対応可能なレストランもあって
観戦から戻り、中途半端に遅い時間帯に小腹をすかせちゃった我々にとって
救世主的存在となってくれたのです。

かつて、デイヴ・グルーシンの軽やかな音楽をバックに
メリル・ストリープとロバート・デ・ニーロが
「こ…こんなことって…」
と戸惑い、躊躇いながらも 恋に落ちて いった中年男女の姿を描いた秀作。
ニューヨークの街を美しく捉えた数々の名場面。
その代表的ワン・シーンとも言えるこの場所においても
欠食児童化した我が家が目指してしまうのは、どーしたって肉。
恋とは無縁の、ふたりです。

WE LOVE RIB-EYE!


駅構内2階にある マイケル・ジョーダンズ・ステーキハウス
リブアイに喰らいつき、マッシュ・ポテトとマカロニ・チーズを頬張りつくす。
戦い終えた選手でもないのに、このプロテイン&カーボ・ハイドレート。
これがオッサン&オバハンのお夜食って…
皆さま、いかが思われます?

もひとつおまけに。

とりあえず、ビール?


乾いた喉を潤す、ブルックリン・ラガー。
っくぅううう、ぅんまぃっ!
美しき天井画から嘆きの声が聞こえてきそう。
だども、ぅめぇもんは、ぅめぇっぺ。

そういえば!
ぅめぇ~アルコール繋がりで、更におまけ。
太陽燦燦、灼熱のUSオープン会場、フードコート内で目にした
あま~く、かわいらし~いフローズン・ピンク・マルガリータ ♪

  
フローズン・ピンク・マルガリータ


こんなラブリー・カラーを見ちゃった日にゃぁ
いかに甘々系アルコールを鬼門とするオバハンでさえ
たまさかに、きこしめしちゃうぢゃ~ありませんか、うふ。

ホロ酔いソフト・フォーカス画像で、後ろに控える
フィッシュ&チップス、シュリンプ・サラダの面々。
お祭り騒ぎの出店、それも米国の、と、侮るなかれ。
思わぬおいしさに、うれしい驚き。

我がツレアイ。
玉石混交、数ある食品、出店の中から おいしいモノを探しあてる能力の高いこと。
ハートはともかく、胃袋掴ませたら、天下一品の男かも。

それにしても、あっという間に過ぎた、久しぶりのNY。
ふだん、パロアルトでのんびり過ごす我が家には
刺激が強い大都会の喧騒。
人酔い、物酔い、ビル酔い、お店酔い、匂い酔い。
パロアルトに戻って、清々しい空気と目の前に広がる青空にホッと一息。
しみじみ、田舎暮らしが心地良い。

それでも、紅葉の季節を経て、クリスマスが近付いてきたら…
ニューヨークに恋する気分を思い出しそうな予感。
魅力のある街だということには、まちがいありません。




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