夜中に突然目が覚めた。
異臭に気付いて、慌ててベッドから飛び出し、開け放してあったリビングの窓をピシャッ！！

スカンクだ。
アパートの敷地の前の通りを行きかう車に撥ねられてしまったのだろう。

小動物が住む自然環境と、人間の居住地が重なるこの地域で車を走らせると、道路のあちらこちらで交通事故の被害にあった可愛そうなリス、ラクーン、オポッサムの姿を目にしてしまう。
唯一、スカンクだけは目にする前に、匂いが襲ってくる。
その強烈な匂いは徐々に弱まりながらも1週間ほど続くため、すでに姿は無くなっているのに匂いだけが残っていることも。

今朝、現場を確認したら、なんとアパートから100ｍ以上も離れていた。昨夜は事故直後の匂いが風に乗ってアパートの部屋まで入ってきたようだ。
「一時的に失明することもある」
という評判が納得できる体験だった。

合掌。



写真のスカンクは事故とは関係ありません。

from Palo Alto