恋するニューヨーク2009/09/28 08:31

Market place @ Grand Central Terminal
※“clic!”マークの付いた全ての画像が、クリックで大きくなります。




実はもう、 10日以上 も前の話、なんですけどね。


お~きな さかさの きのしたで~

み~あ~げて~ごらん~♪

あ~な~た~と~
ふ~た~り~

Oh!シャンデリア!

な~か~よ~く~
みあげましょ~♪


むくつけき(なんて言っちゃぁ、悪いね)男性お二人による
なんともホノボノとした光景を目の当たりにしたのは
グランド・セントラル・ターミナル by Wiki 内のマーケット。

恋する(?)二人はそっとして
ちょっと目を引くシャンデリアへのご挨拶が終ったら
鼻を利かせておいしいものの様子を探りに。

青果・生鮮・乳製品から、できあいの食品・デザート・お酒類などなど。
大都会ニューヨークはマンハッタンのど真ん中だけあって
さすがにお値段少々お高めの設定なれど
日本国東京の食料品価格事情と比べて、驚くほどでもありません。

外食に疲れた旅行者が、軽~くテイクアウトしてホテルの部屋でのんびり寛ぐには
マズマズの品揃え。
難を言えば、ウィークエンドの遅始まり、早仕舞いでしょうか。
行き交う人も多い夕暮れ時、芳しい鮮魚のニホイだけを残して
早々に閉店するさま、いとかなし。

今回、我々のNY訪問は、あくまでもUSオープン観戦が主体。
そのため、起床と同時に滞在先のマンハッタンのホテルを出発。
地下鉄で試合会場のクィーンズへ直行。
最終試合が終了するまで会場内に篭城(?)。
終了とともに、一気に会場から吐き出される観客と共に
民族の大移動状態で地下鉄に乗ってマンハッタンへ戻る日々。
NY滞在中、99%の時間を、クィーンズ滞在に費やしたといっても
過言ではないでしょう。

残り1%。
そんな限られたマンハッタン滞在において、今回我々がもっともお世話になった場所。
それが、グランド・セントラル・ターミナル

ホテルからは徒歩圏内。
試合会場までの地下鉄の便の良さ。
そればかりか、早々に店仕舞のマーケットを尻目に
駅構内のレストランは、営業時間がそれぞれの方針次第。
遅くなっての栄養補給に対応可能なレストランもあって
観戦から戻り、中途半端に遅い時間帯に小腹をすかせちゃった我々にとって
救世主的存在となってくれたのです。

かつて、デイヴ・グルーシンの軽やかな音楽をバックに
メリル・ストリープとロバート・デ・ニーロが
「こ…こんなことって…」
と戸惑い、躊躇いながらも 恋に落ちて いった中年男女の姿を描いた秀作。
ニューヨークの街を美しく捉えた数々の名場面。
その代表的ワン・シーンとも言えるこの場所においても
欠食児童化した我が家が目指してしまうのは、どーしたって肉。
恋とは無縁の、ふたりです。

WE LOVE RIB-EYE!


駅構内2階にある マイケル・ジョーダンズ・ステーキハウス
リブアイに喰らいつき、マッシュ・ポテトとマカロニ・チーズを頬張りつくす。
戦い終えた選手でもないのに、このプロテイン&カーボ・ハイドレート。
これがオッサン&オバハンのお夜食って…
皆さま、いかが思われます?

もひとつおまけに。

とりあえず、ビール?


乾いた喉を潤す、ブルックリン・ラガー。
っくぅううう、ぅんまぃっ!
美しき天井画から嘆きの声が聞こえてきそう。
だども、ぅめぇもんは、ぅめぇっぺ。

そういえば!
ぅめぇ~アルコール繋がりで、更におまけ。
太陽燦燦、灼熱のUSオープン会場、フードコート内で目にした
あま~く、かわいらし~いフローズン・ピンク・マルガリータ ♪

  
フローズン・ピンク・マルガリータ


こんなラブリー・カラーを見ちゃった日にゃぁ
いかに甘々系アルコールを鬼門とするオバハンでさえ
たまさかに、きこしめしちゃうぢゃ~ありませんか、うふ。

ホロ酔いソフト・フォーカス画像で、後ろに控える
フィッシュ&チップス、シュリンプ・サラダの面々。
お祭り騒ぎの出店、それも米国の、と、侮るなかれ。
思わぬおいしさに、うれしい驚き。

我がツレアイ。
玉石混交、数ある食品、出店の中から おいしいモノを探しあてる能力の高いこと。
ハートはともかく、胃袋掴ませたら、天下一品の男かも。

それにしても、あっという間に過ぎた、久しぶりのNY。
ふだん、パロアルトでのんびり過ごす我が家には
刺激が強い大都会の喧騒。
人酔い、物酔い、ビル酔い、お店酔い、匂い酔い。
パロアルトに戻って、清々しい空気と目の前に広がる青空にホッと一息。
しみじみ、田舎暮らしが心地良い。

それでも、紅葉の季節を経て、クリスマスが近付いてきたら…
ニューヨークに恋する気分を思い出しそうな予感。
魅力のある街だということには、まちがいありません。




←人気blogランキングに参加中。ポチポチお付き合いくださいませ♪

迷惑コメント多発のため、コメント欄を承認制に変えさせて頂きました
何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます m(_ _)m

コメント

_ にゃこりん ― 2009/09/29 11:32

うわぁ~、スワロフスキーの“根粒”だぁと思ったのですが
hummingbirdさんは“さかさの木”に見えたんですね。
恋する(?)二人にしてもしかり、それぞれの第一印象っておもしろい^^

そうそう、「恋に落ちて」 25年も経つんですね...
コワい系のデ・ニーロと、美女ではない系のメリル・ストリープ(大好きな女優さんです)が恋愛物?って訝しがったのを覚えています。
ところがどっこい!名作ですよねぇ~。
あの辺りに住んでた人たちには 風景がまた、いいんでしょうね。
もっかい観て見ようかなぁという^^気分になりました。
メリルは「マディソン郡の橋」ともダブルなぁ...

ところで、「食う」は大事ですよ。
ツレアイ様の冷静な観察によると、充分大興奮だったテニス観戦の後ですものね^^
ツレアイ様の食指にバンザイです。

_ まぁ ― 2009/09/30 23:44

どもども~ども~。
雫が落ちてきそうな枝?キレイですね!
「根粒」って言うんですか?
勉強になりますw

いやぁお久しぶり過ぎて、何から喰いついて良いものやら考えましたが、
やはりメリルストリープ!
確かに美人系ではないかも知れませんが、良いなぁ・・・雰囲気があって。
最近では「プラダを着た悪魔」での鬼編集長ぶりが思い出されます。

私は最近、牛丼ばっかりですよ(涙)モウ

_ hummingbird ― 2009/10/15 13:48

☆にゃこりん様

スワロフスキーの根粒かぁ…
さすが、センスがモノを言う第一印象!
素晴らしいッ!

確かに「美女ではない系」だとhummingbird も思うのですが、味わい深いなんといえぬ魅力に溢れた女優さんですよね~。

ツレアイの食指には、つくづくお世話になっております。
大感謝でございます(^^)


☆まぁ様

いや~ん、お久しぶり~、どもどもぉおお~!
「根粒」って言うんですね、ほんと、勉強になるコメント欄ですよね~♪

まぁ様が、メリル・ストリープに喰いついてくるとは、びっくりですわっ!
中年男女の恋路を観賞なさったのは、いったい、おいくつのときでございましょ(笑)
美人系ではないって、hummingbird もずっと思っていました。デビュー当時から、米国では「美人女優」として名高いと聞いて、米国人の美人の定義がわからなくなったりも!

その後、アカデミー賞会場前のレッド・カーペット上の生メリル・ストリープを拝む機会を得たことがあったのですが、これが、もぉ~、驚異的、圧倒的なオーラ!
他の追従を許さぬほどの美しさ。
まさしく「スター☆。・*」そのものという姿に、「これぞ、女優!」と、魂抜かれた気分にさせていただきました。

プラ悪の鬼編集長、はまりすぎるぐらい、はまってましたよね~。
背筋も凍る(笑)「目」で秒殺のシーン、良かったな~。
だからこそ。
「mamma mia!」は、hummingbird 的にはちょっと残念。日米共に人気が高かったのは、やっぱりABBAだから?

牛丼ばっかり?!
相変わらずお忙しい?
ヴァーチャルじゃない世界で、近況お知らせくださいませな。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック