青い天使たち2008/10/15 05:06

揺られ揺られて♪
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友人の依頼で10日間ほどお預かりしたおちびちゃんたちが、予定より早くもとのおうちに戻っていった先週末。
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無事に引き取られていったことを心から喜ぶと同時に、なんともいえない寂しさいっぱい。俄かエンプティ・ネスト・シンドロームでプチ空虚感に襲われた、やる気ナッシング状態の我が家(ツレアイはともかく、重症なのがhummingbird)のために、心優しき友人が、一年に一度サンフランシスコで開催される人気のイヴェントに誘い出してくれました。



会場は、観光名所ゴールデンゲートブリッジを間近に望む、サンフランシスコ湾。
もうひとつのサンフランシスコ名所、アル・カポネ、ザ・ロックでお馴染みのアルカトラズも目の前に。



今日のイヴェントは我々一行が陣取った、ここCrissy Field 以外にも、ゴールデンゲートブリッジ上、はたまた冒頭画像のように水面に浮かんで、等々、サンフランシスコ湾を中心に、市内全域に数々の見学スポットが。
なんてったって、一点の曇りもなく晴れ渡る大空が舞台ですから。



それにしても、冒頭画像、ワンちゃん連れのお二人さん。
そこは別格のベスポジでしたわね~♪
本日ご登場の面々が、頭上を通り過ぎて行きますよ!



戦争、軍隊、騒音、環境問題。
どれをとっても、あちこちから異論・反論・オブジェクションの声があがりそうな話題と切っても切れない存在にも関わらず、それとは全く別次元で、根強い人気を誇る米国海軍アクロバット飛行隊BLUE ANGELS

航空機が大好きだった父親に、幼い頃からブルーエンジェルスの話を聞かされていたものの、本物を目にするのはこれが初めて。

そういえば…だいぶ大きくなってからの話。
父親が久しぶりにブルーエンジェルスの話をしているのを聞いてhummingbird の頭に浮かんだ素朴な驚き。
「え…ブルーエンジェルスって、まだ続いてたんだ…」

というのも、ブルーエンジェルスのことをダークダックスとかクレージーキャッツのようなグループ名と勘違いしていたから。例えが恐ろしく年代物すぎて、意味不明な方々、どうぞ、スルーしてください。

「もう、みんな、相当なおじーさんなんじゃないの?」
なんて、アホな心配しちゃったhummingbird のアタマの方が、とっても心配。

気を取り直して、日曜日の話題に戻りましょう。
年に一度、サンフランシスコ湾上空で行われるブルーエンジェルスによる一時間余りのアクロバット飛行をお目当てに、ベイエリア周辺から多くの見物客が集まりました。湾に浮かぶ船の数も、心なしか普段の日曜日より多いようです。



ショーの開始は、華麗なる飛行機野郎風昔懐かしい複葉機による空中アートや、超低空を失速ギリギリのスピードでゴールデンゲート目掛けて飛んで来るヴァージンアトランティックのジャンボジェットなど、前座といっても見所満載。

楽しみつつも、待つこと数時間。
そろそろ?もうすぐ?
と、周囲がざわめき始める頃…



あ!!



来たぁああっ!

流石にブルーエンジェルス。スピードと編隊の間隔の近さが、その技術を物語っています。それからの一時間は、素晴らしい飛行の数々に、すっかり釘付け状態。

この手のショーでは、機体の40%以下の力しか出しておらず、超音速には遠く及ばないにも関わらず、場面場面で急にスピードを上げるときなど、まず、ごく小さな音と共に機体が通り過ぎて、一瞬の間を置いて凄まじい爆音が!

編隊を様々に変えながら現れたり消えたりを繰り返す機体の後を追うのがやっとで、とてもとても撮影するどころではありません。

「危険だから、ゴールデンゲートをくぐる飛行は禁止されてるみたい」
「そーなのぉ?ざ~んねん!」
なんて会話が聞こえて間もなく、いや~ん、くぐってるぅう~!
勿論、画像はありません!威張ってドースル?


憧れのブルーエンジェルスを追うのに夢中で、浅瀬に近付きすぎたヨットの皆さん。



お祭り騒ぎの延長で、我々の目の前で座礁しかけたって楽しい楽しい(笑) 陽気に笑って、賑やかに回避して、和やかに去っていきました。

なにをしたって毛玉恋しさに変わりはないけれど、好天のサンフランシスコ。年に一度の貴重なお祭りに連れ出してくれた友人に、感謝感謝の日曜日でございました。


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コメント

_ にゃこりん ― 2008/10/15 11:24

こらえきれない喪失感は如何ばかりかと、お察し申し上げます(-_-)
ブルーな気分をまばゆいばかりのブルーのお空に癒されてよかったですね。
デュークエイセスもボニージャックスも顔負けのショーでしたね~。

オブジェクション繋がりで言えば、F1だってそうですよ。
年間を通じてのF1サーカスの経済効果、観客動員数を考えれば他では替えられないものがあります。
飛行機も自動車も、私たちの理解を超えた最先端のテクノロジーやテクニックは披露していただいてこその世界です。
平和利用オンリーだったらもっといいのにね。

ザ・ロックで思い出したんですけど、終盤でニコラス・ケイジが血清か何かを自分の心臓に直接打つシーンがあるんですね。それって、理に適っているんだそうです。
以前、製薬会社のお薬に関する講演を聴きに行った時に、静脈に注射するより心臓から動脈に流したほうが早いって、おねーさんがおっしゃってました。
ホント~ォ~!!!そんな勇気な~い。腕の静脈から心臓まで何cm?ちょっと待とうよぉ!!
なんて思っちゃいましたよ。
(脱線コメントしてしまいました・・・)

_ 花音 ― 2008/10/15 20:35

おおーーCAの青い空!!以前は義両親がSan diegoに住んでいたので、毎年遊びに行っていたのですが、引っ越してしまい(内陸に。。)もう憧れのCAになってしまいました。。

_ hummingbird ― 2008/10/16 14:53

☆にゃこりん様

たった10日間ほど一緒に過ごしただけですのにね…
どんより引篭もりそうだった週末、青空の下に引っ張り出してもらえて、本当にありがたかったです。その上、図らずも、父から受け継いだ航空機好きhummingbird にとっては垂涎もののイヴェントで、時の経つのを忘れるほど夢中になれました♪

にゃこりん様の大好きなF1も、今の世の中では物議を醸すネタ満載ですものね(笑)平和な世の中になれば、おのずと平和利用オンリーになっていくでしょうに…哀しい哉、人類の歩みを振り返ってみても、そう簡単には築けそうにないですね、そんな世の中…

ニコラス(お名前呼び捨て?!)、そ~んなことしてましたっけ?それにしても、にゃこりん様。流石のトリヴィアっぷりですねv(^^)v


☆花音様

ほんと、こぉんな素人画像でも充分感じていただけるぐらい、すっこぉお~~んと眩い、カリフォルニアらしい空でした~♪

目にしみるような紅葉が見たいとか、雪景色が見たいとか、無いものねだりにキリはありませんが、それでもベイエリア周辺の気候は、なにものにも代え難いほどの心地良さ。ありがたいな~、っていつも感謝しています。

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