independence day2007/07/06 16:39


昨日7月4日はアメリカの独立記念日。

この日、テレビ、ラジオでは国歌やアメリカ・ザ・ビューティフルが繰り返し流され、街には星条旗が翻り、多くの家庭で、家族や友人が集まってのBBQ。そして勿論、夜は各地で開催される花火大会を見学に、が定番のコースでしょうか。

術後3ヵ月を目前にしたとはいえ、気温35℃近くまで上昇したドピーカンの空の下、アウトドア+人混みは、ちとハードルが高すぎるツレアイのために、独立記念日当日の我が家は、ひと気の少なく冷房の効いた映画館を皮切りに、インドアアクティヴィティに徹することにしました。

その代わり!

ご近所、スタンフォード大学構内にある野外ステージ脇で、独立記念日前夜の7月3日に毎年行われる、こぢ~んまりした花火大会に繰り出すことにしました。



本来、このイヴェントは野外ステージで開かれる有料のビッグバンド系コンサートがメイン。多分。ピクニック形式でコンサートを楽しみ、エンディングに向けて飲めや踊れや状態で最高潮に達したところで、明日の独立記念日目掛けて、ドッカーーーン!!



という目論見だと思うのですが、大枚払ってコンサートに行かずとも、野外ステージの周辺の芝生に寝そべって、ミュージック&ファイアーワークスのご相伴コースに預かるのも、また乙なもの。



などとお気軽に出かけてみれば、花火見学に適したキャンパス内の芝生の上は、それなりの、人、人、人。これぐらいの人混みは、楽しさ倍増ですね!





☆☆☆おまけ☆☆☆

今日の笑顔。



先日の出産間際のロバさん。いみじくも、独立記念日の夜、正真正銘のインディペンデンスとなりました。
「愛おしい」の具現化。
おめでとう、おかあさん。おめでとう、赤ちゃん。

from Palo Alto


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再々挑戦2007/07/13 09:58


第一第二弾の動画より、少しは見やすくなったでしょうか。



どっちもどっちもどっちですかね?



☆☆☆おまけ☆☆☆

今日の笑顔。アウトドアのレストランで。



ご主人様と一緒なら、な~んにももらえなくたってニッコニコ♪

from Palo Alto


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The Stanford Dish2007/07/16 13:42


広大な敷地を有するスタンフォード大学。敷地内には、一般道や高速道路が通過し、メインキャンパスに隣接する、かつてタイガーウッズが練習に励んだ(であろう)ゴルフコースは勿論、我が家の住むアパートの敷地や、通称ディッシュと呼ばれるキャンパス沿いに広がるなだらなか丘陵地帯も、すべてスタンフォードの持ち物です。

雨期には青々とした瑞々しい姿、乾期にはカラッカラの禿山状態となるディッシュからは、サンフランシスコ湾が一望でき、くっきりと晴れ渡った日には遥か遠く、サンフランシスコのベイブリッジやダウンタウンまで眺めることができます。

←禿山状態

馬や牛が放牧され多くの野生動物たちが生息するディッシュの、ちょうど頂上あたりに、真ん丸で巨大なアンテナが鎮座しています。ディッシュの名前の由来であるこの巨大円形アンテナは、宇宙からの交信を受け続けていると聞いたことがありますが、真偽のほどは確かめておりません。

 ←青々状態

太っ腹のスタンフォードは、ディッシュ内のトレイルを一般に開放。季節によって開放時間が多少変わりますが、時間内であれば一年中、誰でも気軽に利用でき、早朝から日没まで、多くの人々が日常の運動の場として、おおいに活用しています。

 ←怪人ツレアイ

小高いとは言え、ディッシュの数箇所に設けられた入り口のどこから入っても、最初の上り坂は結構な傾斜で、馴れない人にとっては軽~く心臓破り。ギンラギラの太陽光線に照射される乾期は特にキツサが増しますが、エクササイズ好きなカリフォルニアン達は、老若男女、ガンガン走り抜けていきます。乳母車を押しながらのジョギングだって、珍しいことではありません。その姿を見るたびに「さすが戦勝国」と感心してしまう敗戦国出身者。

 ←たっくさんの

ガンガン民族を尻目に、術後のリハビリに励むツレアイと付き添いのhummingbird は、亀の歩みで進みます。周囲の景色やうごめく動物たちを眺めながら、ゆっくりのんびりマイペースでのお散歩。ツレアイにとっては、それでもキツイ行程ではあるものの、少しずつ少しずつ、ディッシュ歩きが楽しくなってきていた矢先・・・・・急に暑い日が続いた先月の25日、そして今月の5日の二度にわたって、ディッシュで火事が発生。一度目の火事以来、ディッシュは立ち入り禁止となっています。

 ←リスたち

カラカラに乾いた土地での火事。ヘリコプターからの散水、薬剤散布の消火活動をもってしても、鎮火するまでには相当の土地が焼け野原に。どれほどの動物たちが犠牲となってしまったのでしょうか・・・

 ←倒木の下には

この火事。一度目は、子供達のマッチ遊びが原因と報道されました。引き続き発生した二度目の火事も含めて両方の火事の調査が行われており、少なくとも、結果が出るまでは、ディッシュの一般開放が禁止されるとか。自然発火であろうとなかろうと火事に変わりないものの、直接の原因が人間だと思うと、なんとも遣る瀬無い思いに陥ります。

 ←うさぎ

スタンフォード大学が安全対策として、火事の確率の高い乾期のあいだ、ディッシュを閉鎖することは当然考えられます。さらに、火事の原因に人間が関与したことが明らかになった場合、今後、スタンフォードが一般市民に対して太っ腹ではいられなくなるとしても、不思議はありません。



たくさんの人々に愛されるスタンフォードディッシュの未来が気に掛かります。



☆☆☆おまけ☆☆☆

今日の笑顔。



賢こそうなハウンドドッグ。お目々はトリートに釘付け♪

from Palo Alto


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