Mongolian Hot Pot2008/03/13 08:32



サンフランシスコからパロアルト向かう場合、主要なフリーウェイが2本。

1本が、パロアルトの西側に位置する我が家の住むアパート近くを走る、280。
そして、もう1本が、サンフランシスコ湾に沿って走る、101。こちらは、パロアルトの東側、ダウンタウン近くを通過しています。

サンフランシスコから101を通って、パロアルトに向かう途中、ちょうど中間辺りに、日系、中華系のスーパーや、レストランなど、アジアンテイストが豊富な、サンマテオの街が位置しています。

先月、サンフランシスコで用事を済ませ、夕食を作るには時間的にも体力的にもキツキツだった我が家。二人ともかなりの空腹を抱え、これはもう
「なんといってもカツカレー!
というムードに、友人の友人が営むサンマテオの和食屋さんを訪れることにしました。

到着して、ハッと気付くと、その日は火曜日。サンマテオの和食系のレストランが、軒並みお休みの日。思案に暮れる間もなく、我々の鼻腔に、空腹に、ググッと攻め入り、染み渡るような、芳しい香りが漂ってきました。

その香りに誘われて、ふらふら~っと、匂いの元を訪ねてみると・・・・・
目の前に、Little Sheep Mongolian Hot Potのお店が。

焼き肉屋さんの煙に吸い込まれていく、部活帰りの青少年のごとく、店先のメニューを確認する余裕もなく、新天地に足を踏み入れるオジサン、オバサン。

これまで、日本やアジアの国々で、いくつかの火鍋を体験し、既に我が家のお気に入りリストに入っていたものの、アメリカでの火鍋=Hot Potは、これが初めて。

ベイエリアの、いわゆる普通のチャイニーズ・レストラン、活気があり、にぎやでおいしいけれど、ちょっと清潔度に欠ける(笑)店内を想像していたところ、驚いたことに、パッと見、お洒落なバー・レストランのようなインテリア。



入り口近くには、1~2人がHot Potを楽しめるバー・カウンターエリア。奥にはキッチンの様子が窺えるガラス張りのキッチンエリア。そして、その間のディナーテーブルやブースのエリアは、ダークブラウンの家具が使われ、各テーブルには電磁調理器が埋め込まれています。



壁にはスポーツチャンネルが流れる薄型TVがあるかと思えば、人工バンブーや、チャイニーズ朱色のお飾りもぶら下がる不思議空間。そして中華系レストランらしからぬ、お手洗いの清潔ぶり。

抜群の香りと微妙な店内のコンビネーション。今回の新規開拓、吉と出るか、凶と出るか?というところで、肝心のお鍋、到着ぅ~♪



香り、まっすます、どんどん、よ~っし!
見た目、よ~っし!!

あれ・・?



・・こ・・こ・・これはっ・・・
確かに、リトルラム。
とはいえ、めぇりさんのひっつっじっ様のキャラクターと、この店内・・・
不思議濃度が急上昇。

それでも、紛うかたなき芳しさが、味への期待を高めてくれます!そして、ほれ。なんと言っても、辣油色のスープ表面に、こ~んなにも浮かぶ唐辛子~~!キャッホ~ッ!



こうなると小さちゃな羊ちゃんキャラだって、モア ザン ウェルカム状態。
そもそも、こんなキャラクターを選ぶ国から来たオバハンが、とやかく言えることぢゃぁ、なくってよ。はい。

我が家が選択した、今夜のスープはオリジナル&ホットのハーフ&ハーフ。そして、火鍋の具は、羊・豚・イカ・エビ・牛筋・羊のワンタン・エビ団子・牛筋団子・ベトナム風ハム・春菊・オイスターマッシュルームと、韓国風のお餅、トック。



煮込んだほうがおいしい牛筋、ベトナムハムなどを先ず投入し、満を持して、突撃開始ぃ~~っ!!!



・・

・・

・・

・・

いや~、オソレイリマシタァ~~(^0^)



もうね、息つく間もなく、フハフハフハフハ。
お肉も、お団子系も、お野菜も、2種類のスープも、全て、美味!
〆に選んだトックが、また、最高!

強いて言えば、エビはお出汁としてのお役目を果たしていただくほうが、我が家好み。なんて言ってはみるものの、1匹残らず、勿論、完食ぅ~~!



さらっと掬っただけでも、これだけのハーブが投入されているこのお鍋。お味もさることながら、身体もぽっかぽか。
春を迎え、日中汗ばむほどの季節の到来とはいえ、朝夕はしっかり冷え込み、温度差が激しい北カリフォルニアには、最適。
それに、お腹いっぱいになるほど食べたのに、全然、苦しくならない優れ物。

更に、こんなお鍋料理でも、余った具は勿論のこと、スープだけでも、ちゃ~んと持ち帰り容器の用意がある点は、高く評価しちゃえるアメリカ。

当初のカツカレーは逃したものの、スパイシーでおいしいディナーに巡り会えたご縁に感謝。

そんなこんなで、初めて訪れて以来、親しい友人を次々に引き連れて、ひと月もたたぬうちに、既に、4回も再訪している我が家。堂々のお気に入りレストランとして、ご紹介させていただきました。

お店の方に伺ったところ、昨年11月にサンマテオ店をオープンした小肥羊。中国全土で700店舗以上、カナダ4店舗、カリフォルニア3店舗、そして、日本では3店舗が展開されているそうです。

ご興味がおありの皆さまに向けて、こちらは、Little Sheep Mongolian Hot Pot中国本社と、日本のHP情報です。


内蒙古小肥羊餐饮连锁有限公司

株式会社小肥羊ジャパン


HPから匂いが届くようになったら、毎日嗅いぢゃうかもしれないぐらいの我が家。
お好み違いの場合は、いつもながら、ご容赦くださいませね~m(_ _)m

from Palo Alto


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コメント

_ にゃこりん ― 2008/03/13 12:34

ええ~っ! もう4回も?
どれどれ、ケンサクケンサク・・・ほ~ほ~
美肌効果に老化防止~!!
行きなされ、毎日でも行きなされ!!!

お鍋の上でせわしく動くトングの効果、バツグンです^^

ただ、渋めでオシャレなインテリアの中で、そのキャラクターはどうにもならないのでしょうね~
ご本家あっての世界進出ですから。

_ tuguki ― 2008/03/13 15:53

ホット&スパイシー、かつ、エイジアンテイスト大好きな私には、たまらないなぁ~...。  (って、嫌いなものあるのか、オマエ...なんですけど...)

この、内装のセンスの良さは、共同経営の奥様のセンス、で、この、妙に可愛い♪メリーさんの羊♪ は、ご主人がどうしても...と言い張ったのでは...と、妄想を膨らましつつ、ワインを飲んでいます。

_ hummingbird ― 2008/03/14 15:22

☆にゃこりん様

ぅへへへぇ~、4回もなんですぅ~(^^;
病み付き状態になっちゃったみたいなんですよぉ、夫婦揃って。我が家の場合、美肌&老化に関しては、即効性ぢゃぁ、なかったみたいですけれど(笑)

壁に飾られた、世界に広がる新店舗開設(?)記念写真とか見ると、小羊キャラを中心に据えて、ムクツケキ殿方達が、しっかりと握手している構図。なんといっても、主役ですものね。


☆tuguki様

たまらないですよぉ~、多分。もしかしたら、上級者tuguki様にとっては、あまりにまっとう過ぎて、捻りが足りないかもしれませんけれど(^^)

でも、おいしいんですぅ~♪

ワインの力って、驚くほどの創造力を発揮させるのですね~、わはは。

_ sanaruko ― 2008/03/21 15:31

私のマックも生まれ変わり、
ついにコメントできるようになりましたよ!! v(^〜^)v
お鍋、これまたおいしそうですね。
去年一緒に、食べたお鍋もおいしかったのですが、これまた興味が・・・
私が、好きなスパイス!?ますます、よだれが出てしまいます。

おっと、お下品な表現!失礼しました m( _ _ )m
また、おじゃましま〜す♫

_ hummingbird ― 2008/03/25 07:26

☆sanarukoしゃん

ようこそ~♪
生まれ変わった途端に、遊びにきてくれたのですね。ありがとぉ~!新生マック、調子いいですか~?

今年の冬は、我々も、残念ながら、恒例の華都飯店の白菜鍋や、お多福のおでんを、いただく機会がありませんでした。また、ご一緒したいですね~・・

日本と違って、それほど「季節物」にこだわら(れ?)ないベイエリア。このMongolian hot pot も通年でイケルはず!!そちらでよだれを流すのであれば、こちらで一緒に流したほうが、楽しいですよ~(^^)

また、ときどき覗いてみてくださいね~。

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