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七夕のお祭りを数日後に控え、日本は全国的に暑い日が続いているようですね。激しい雷雨の知らせも届いています。今年、彦星織姫カップルは、日本各地の夜空で、めでたく逢瀬を重ねることができるのでしょうか？



東方の国のお祭りに先立って、アメリカでは本日、７月４日の独立記念日を迎えました。
独立記念日といえば、なんといっても花火。
今年も去年と同様、スタンフォード大学の独立記念日前夜祭花火をご相伴させていただこうと目論んでいたところ、今年はコンサートのみで花火なし、との御触れが。
あら、残念。



インターネットで花火情報を検索してはみるものの、なにせ人混みと暑さに弱い我が家。

う～ん、結局、どこも混むよね～。
場所の確保のために何時間も前からスタンバイした挙句に、人混みに揉まれるのは、体力的に辛いし…

悩みながらも、ネットで仕入れた情報、我が家から一番近場の花火打ち上げが、サンフランシスコ湾に面するレッドウッドシティの港で行われることをツレアイに伝えると、ダメモトのプランを考案してくれました。



日没の遅い今の時期、このエリアでは花火のスタートが９時半。
早目の夕飯を終わらせて、花火会場から程近い映画館に車を止め、先ずは、７時１０分スタートの「アイアン・マン」を観賞。
映画館の駐車場がサンフランシスコ湾に面しているため、障害物さえなければ、映画終了後にそのまま花火観賞に突入できるかも？！？！
と、そんなにうまくいくのかなぁ…？



うん。
そんなにうまくいきました。

映画を終えて、我々が駐車場に向かうと、すでに花火の音。
湾を望む一画には、簡易椅子を並べて夜空を見上げる花火観賞組みがちらほらと。
レッドウッドシティの港の花火だけではなく、遠くサンフランシスコ方面で上がる何箇所かの花火も見えます。
更には、山あいの住宅街の上に掛かる三日月も眺められる格好のスポットでした。



にも関わらず、それほどの人出がないことを不思議に思っていたら、映画館の係りのおじさんが、理由を教えてくれました。

昨年までは、市警の警備が敷かれた花火会場を避けたいワイルドな若者達がこの駐車場に集まり、割れたビール瓶が散乱するほどの、ドンチャンランチキ騒ぎが繰り広げられ、始末に負えなかったのだとか。
今年からこの地域も市警の規制が行われ、ようやく落ち着いたのだそうです。





今年も、街のどこかで若者達のエネルギーが炸裂しているとは思うものの、まことに勝手ながら、ツレアイの妙案と若者達のワイルド・パーティーとが鉢合わせにならなかった幸運に感謝。

花火撮影の腕前に進歩はありませんが、おかげさまで今年も独立記念日らしい一日を過ごすことができました。



from Palo Alto


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