NIKE WOMEN'S MARATHON 2008 終了!2008/10/25 02:35

ティファニー“NIKE”ペンダント
ようやく手に入れたティファニー“NIKE”ペンダント。
↑クリックで画像が大きくなります。


2年越しの企画となったhummingbird のNIKE WOMEN'S MARATHON 参加計画。その長い道のりについては、左側、カテゴリー欄内「マラソン」をご覧いただければ幸い。



今年も、多くの皆さまの応援とご協力を得ながら、10月19日日曜日、曇天のサンフランシスコで開催されたNIKE WOMEN'S HALF MARATHON に参加。
公式記録3h 18m 57s 940 で、めでたくゴールすることができました。
フルマラソンじゃありません。
あくまでもハーフです。

これでも、あわよくば3時間15分、でもやっぱり、混雑、坂道、記念撮影、トイレ休憩を含めて3時間半はかかるかな~と予測していたhummingbird としては、上々のタイムなのですよ~ん♪



足掛け…いえいえ、丸々二年。皆さまの2倍かかってようやく手にした ティファニー特製NIKEペンダント&NIKE特製フィニッシャーズTシャツ。
喜びも2×!2×!



人気のイヴェントだけあって、毎年参加者が増え続け、2回目以降は申し込みの段階で、既に混乱が発生し始めていたらしいナイキウィメンズマラソン。
5周年を迎えた今年は抽選により、参加人数をおよそ二万人に限定したようです。

去年はイヴェント前日一日だけだった背番号受け取りも、今年は余裕をもって木・金・土の3日間。それでも、受付初日の木曜日には、これだけの人数が並んでいました。



全参加人数の1/3 がフルマラソン参加者。
残りがハーフマラソン。
左側がフル受付、右側がハーフ受付。
背番号を受け取りにきた列の長さで、その差が歴然!



スタート地点のユニオンスクエアーからピアー39前を通過して、ゴールデンゲートブリッジを眺めながらプレシディオや周辺の高級住宅地を抜け、太平洋を眼下に望むシークリフへ。

その後、一気に急な坂を下ってゴール地点を目前に、一旦、ゴールデンゲート公園内に向かい、公園内をぐるっと周って、再度、太平洋沿いのグレートハイウェイに出て、そこからは一直線にゴールを目指す。




ある意味、サンフランシスコの主要観光スポット巡り的コースとも言えるハーフマラソンと、前半の面白さとは比べ物にならないらしい(らしい…っていうのは、実地検分したわけじゃないので…)単調な景色、且つ、きつい後半のコースのフルマラソンとでは、距離の違い以上にその難易度が違います。



フィニッシャーズTシャツに、はっきりとフルとハーフの区別があるのは当然のこと。
フルマラソン組がそれほど優遇されていないことが不思議なぐらい、ハーフマラソン組にはおいしいイヴェントです。



また、この大会。
hummingbird もメンバーの一員であるTeam in Training(TNT)からのイヴェント参加者が5000人。
集めた寄付金は、およそ18億円。



ナイキウィメンズマラソン開始当時から協賛してきているTNTが、このイヴェントで幅を利かせているのも無理からぬこと、とは思うものの、コースを埋め尽くすTNTカラーの紫や、沿道からかけられるTNTメンバーに向けての声援を浴び続けていると、TNT以外の参加者には、心身共に迷惑がかかっているんじゃないかと、心配になるぐらい。



抽選に外れたとしてもTNTに参加すれば、このナイキウィメンズマラソンへの出場権が確約されているぐらい、ある意味共依存状態の2団体なのだから、TNT以外の参加者も含めて、全参加者に同等の応援と気配りをするぐらいの姿勢で臨んで欲しいもの。

それに、TNTの好感度が上がれば、それこそもっともっと参加者が増えて、TNT本来の目的、血液癌撲滅のための寄付を多く集める機会が増加するだろうに…とも。



脳味噌を去来する様々な思いと共に、要所要所で景色を楽しみつつ、提供されるドリンク、チョコ、バナナ、オレンジ、エナジーバー、ナッツ類を次々に試食試飲。
消費カロリー以上を摂取しつつ、コツコツ歩きながら、周囲の参加者を見渡せば、「honoree of 誰々」「memory of 誰々」の名前&顔写真プリント入りのTシャツ姿の目立つこと。

生後間も無い赤ちゃんの写真に「memory of ~」の文字を背負った年若いカップルの姿には、思わず涙が流れます。
かと思えば、臨月間近い大きなお腹でガンガン歩くパワフルママ。
見た目にはわからなくても、参加者の中には、現在血液癌の治療中の患者さんや、サヴァイヴァーの方々が、多く存在していたはず。
湧き上がるエネルギーと共に、悲喜交々、参加者全員それぞれの思いが、歓喜のゴールで一気に解き放たれます。



全米50州、世界25カ国から2万人以上の参加者が訪れたナイキウィメンズマラソン2008 の幕が降ろされ、すっかりいつものサンフランシスコの姿を取り戻した月曜日。

我が家は、この時期日本からお見えになったお客様とご一緒に、ナパ、セントへレナ、カリストガのワインカウンティ一泊の小旅行に向かいました。



黄色く色付いた木々と、青く高く澄み切った秋空 。
小さく白く、ひっそり浮かぶお月さま。

人生初のマラソン参加、お陰さまで無事終了いたしました。
お月さま、そして、PC前から応援くださった皆さま。
本当にありがとうございました。

「やっぱりいつかはフルマラソン…?」なんて、またしても無謀なことを思い描いているhummingbird が、万が一再挑戦の暁には、どうぞ温かい目で見守っていてくださいますように <(_ _)>


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何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます m(_ _)m

コメント

_ にゃこりん ― 2008/10/25 15:51

まずは 無事のゴールおめでとうございます!
ニバイニバイのお喜びですものね。
おしゃかになったデジカメに気落ちすることなく
「走りに専念ってことね♪」と 気持ちを切り替えるとこなんざ、気風のいい江戸っ子ってとこですね^^ さ~すが~ぁ!!

参加者の皆さんそれぞれの思いが、ゴール地点ではそれぞれの達成感にかわったことでしょう。
誰かのために行動を起こすって、口にはしてもなかなか始まらない。
私なんぞは、わずかばかりの思いをhummingbirdさんの細い肩に背負い込ませて遠くから声援を送ることしかできませんでしたが・・・
でも、元気でお楽しみになられたようでほっとしています。

タイムもすっご~い!
やっぱりトレーニングのたまもの?
来年はもっと早くと思うのも尤もですね。
バーンアウト症候群を回避するには照準を来年のマラソンに合わせる?

_ hummingbird ― 2008/10/26 07:11

☆にゃこりん様

ありがとぉございますぅ♪
長きに亘る応援、本当に心強かったです。

急な登り坂をえっちらおっちら上がるとき…
後半になって先の見えない長~いダラダラ坂を進むとき…
疲れが出てきたかなぁ…と感じた頃に、目前に登り坂が現れたとき…

ちょっと気後れしそうなときに、沿道から"Go! Go! You can do it!"の声を掛けてもらえるだけで、「おっ!やっちゃうっ?!」っと不思議にエネルギーが沸いてきました。

そこでエネルギーが出るってことは、そこまで振り絞りきってないってことに他ならないとも言えますが(笑)、なんといっても応援の素晴らしさを実感いたしました。運動系と無縁の人生を歩んできたhummingbird にとっては、とっても新鮮な発見!応援力って、本当にスゴイものだったのですね~!

タイム…すごい…って、にゃこりん様っ!
自分としては納得でも、相対的に見れば、おほほ、のタイムでございましてょ。フルマラソンを想定して単純に二倍にしたとして…うわっ、そんな?!の驚愕の長時間でしょ(爆笑)!

イヴェント終了後の興奮状態が冷めやらぬまま、お客様のアテンドに突入して適度な活動を続けたせいでしょうか、お陰さまで燃え尽きにも、筋肉痛にもならずに、元気に過ごせております。

…って、今から来るんか、筋肉痛?!?!
いや~ん、どんだけ年寄りぃ~~?!?

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