Happy Lunar New Year!2009/01/27 11:57

恭禧發財
↑クリックで画像が、ちょっとだけ大きくなります。

未だに風邪引きの後遺症が残る不甲斐ない我が家。
雨期のパロアルトは、降ったり晴れたりが行きつ戻りつ。
寒暖の差をものともせずに、アカシアの黄色い花が今を盛りと咲き乱れるのに伴って、一気にぶり返し始めた盛大なクシャミ鼻水。加えて、猛烈な痒みに襲われた粘膜系が、多量な花粉の飛翔を物語っています。
この時期、一層ヘタレな体質が、とっても、かなしい。

なんて、折角の日曜日に盛り下がっているのもつまらんと、景気づけに、中華系~日系~北米系~南米系の商店を巡る旅に出かけることに。
要は、食料品の買出しですな。

ルートの関係で最初のポイントとなった中華系スーパーで、いつもに増して混み合う店内を一目見て、ようやく、チャイニーズ・ニュー・イヤーの前日だということを思い出しました。



店内を飾るポスターには、にぎにぎしくも艶やかに、HAPPY LUNAER NEW YEAR。
そして、恭禧發財。
そのこころは、ニヤリーイコール、今年もお金が貯まりますように、だそうで。
ご盛況の店内。はてさて、お金が貯まるのは、お客様?それともスーパーマーケット?

買い物客で溢れる店内の一角に設けられたフードコートには、食欲をそそるカホリが充満。人混みと喧騒にクラクラしつつ、吸い寄せられるように近付いてしまった我が家。気がつけば、いつのまにか、目の前にこんな光景が。



周りで繰り広げられるカンヴァセーションの音量は、どこをとっても100デシベル状態。さすが、世界三大ノイジー民族、チャイニーズか、イタリアンか、ナニワーズか、ってなもんです。

誰も彼もが、あたかも喧嘩腰で怒鳴ってるかのような声が飛び交う中において、ドキドキしつつも、ついつい、飛び込んじゃうんですの、食いしん坊夫婦なもので。
因みに、左がツレアイのお好み、蝦丸雲呑麺。
右が、hummingbird の選んだ台湾湯麺でございます。

空腹時には先にお腹を満足させて、買い出しに臨む。
これが、義父母から受け継いだ、無駄買いを控える流儀だったハズなのですが、我が家の場合、空腹じゃなくても食べちゃう。
食べちゃっても、買っちゃう。
義父母の教え、今、いずこ。

にぎわう中華マーケットを後にして、日系&北米系スーパーを巡り、最後に向かったお店が、先日巨大コーンに遭遇した、南米ペルー料理屋さん。

今回は、運よくオーナーが登場。じっくりお話を伺うことができました。



一粒がこんなに大きいこのコーンは、ペルーからの輸入品だとか。
どうやって食べるのかを尋ねたところ、ふつ~に食べるんだよ、と。
ふつ~、って(笑)
揚げても、炒めても、スープに入れてもいいし、茹でてそのまま食べてもおいしいからね、ですって。

更に、前回の巨粒ネタでいただいたご質問コメントへの答えを求めて
「なぜ、茹でコーンを氷の上に?」
「冷やすため」
「なぜ冷やすのですか?」
「冷蔵庫の代わり」
…お答えになっていない…ような気がしないでもない…でしょうか。

帰宅後、早速、ツレアイがサラダ風の一皿に仕上げてくれました。




きれい、きれい!
で、お味は?
先ずはシンプルに、茹でコーンのままいってみよ~っと、いってみたところ…

かなり、モソモソ。
不味いわけじゃないんだけど、なんとも、モソモソ。
甘いスィートコーンとは異なる、素朴な、モソモソ。

このお味&食感であれば、マヨネーズ等で、やや濃い目の味付けにしたほうがよろしいかも…という辺りで、ようやくジャイアントコーンについてネット検索してみると…

ジャイアントコーン Wikipedia
ジャイアントコーンの大きさを調べてみた
ジャイアントコーンの正体は?巨大なの?


なんと、南米ペルーのクスコでしか採れない貴重な食品だったのですね。
大変お勉強になりました。

チャイニーズ・ニュー・イヤー・から始まって、巨粒コーンの謎で終わった食料品買い出しツァー。
実り多く平和な年明けといえるでしょうか。


←人気blogランキングに参加中。ポチポチお付き合いくださいませ♪

迷惑コメント多発のため、コメント欄を承認制に変えさせて頂きました
何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます m(_ _)m