放任主義万歳!2009/11/18 10:46

君の名は
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白く可憐な姿を目にするたびに、うれしさいっぱい。
なにしろこの子たちは、プランツ・キラーの異名を誇る hummingbird が
種から育てて実が成るまでに漕ぎ着けた
トウガラシの花たちなのですもの。

そもそも、なんでわざわざトウガラシを育てようなどと思ったのか。
ある日突然、おいしい葉トウガラシの佃煮が食べたくなちゃっただけのこと。
ところが、このエリアで、店頭に葉トウガラシが並んだことはなく
だったらダメ元で育ててみるかという、遠大且つ安直な企画。

料理用に購入していたトウガラシから、種を取り出して
物は試しと発芽実験に取り掛かってみたところ
かつて挑戦した柚子の勝率には遠く及びませんでしたが
いくつかの種から、無事、愛らしい芽が姿を表しました。

芽が出~て~♪

茶色の親指でヘタに手をかけても、と、放っておいたのが幸いしたのでしょう。
発芽後も順調にスクスク育つトウガラシ。
「もうちょっと生い茂ったら、収穫~♪」
と思いつつ成長を見守るうちに、アニハカランヤ愛着倍増。

実が成って~♪


次々に花を咲かせ、次々に実の成るトウガラシが可愛くて
当初の目的、葉トウガラシの収穫は棚上げ。
今暫く、緑・白・赤のナチュラル・クリスマス・カラーを楽しむべし
という状態にまで。

ほったらかし農法に味をしめたhummingbird 。
次なる企画は、一度にたくさんは要らないけれど
欲しいときには、近所のスーパーでは間に合わず
かといって、わざわざ、日系スーパーに足を運ぶほどのことでもなし。
そんなお野菜の代表格のひとつ、青ジソの葉。

日系スーパーにシソの苗が登場するたびに
今までは、茶色い指をくわえて眺めていたけれど、いっちょやってみるか!
とばかりに入手した、手のひらに乗るほど小さな小さなシソの苗。

トウガラシと同様、やりすぎは禁物と心して
hummingbird の担当はお水のお世話と、成長祈願。
あとは、本人の生命力と、太陽と風と土の力を信じて
ここまで大きくなりました。
葉・穂・実 三兄弟


こちらは、摘んでも摘んでも新芽が登場。
お陰で、我が家は、常にフレッシュなシソの葉、穂ジソ、シソの実の
シソ三兄弟が待機中。

茶色の親指ならではのほったらかし農法。
今後も、放任主義に適した植物との出会いを求めて
楽しい実験に取り組んでみよっかな~っと。

最後に。
hummingbird が初めて発芽に挑戦した例の柚子たちの
その後の様子を、ご覧いただきましょう。

のんびり、のんびり


驚くほどの、成長ぶり、というか、成長しないぶり、というか。
さすが、柚子だけのことはありますね。
十ヶ月あまりの間に、それぞれ、5~10㎝ほど伸びただけ。
今後、どのような変化が見られるのか、見られないのか。
これもまた、放任主義に徹し、ひたすら見守り続けることにいたします。




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神無月から神帰月2009/11/03 18:11

宵待月
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諸国の神々様が、先月開催された神様版全国大会のために集われた出雲大社から
それぞれのお国に戻られる(といわれる)11月。

神帰月の満月


神様たちも、お国の空に上がる満月を、心ゆくまで味わっておられるでしょうか。

日本の神々がお里にご帰還なさる頃、パロアルトでは魑魅魍魎が無礼講を謳歌する
ハロウィンの夜を迎えておりました。
我が家も無礼講のご相伴に与る Trick or Treaters を従えて
アパート主催の魑魅魍魎な夜を過ごすことに。

ハロウィン・ディナー


先ずは、言わずと知れた腹ごしらえ。
我が家のハロウィン定番食となったニッポンの味、ビーフ・カレー。
お着替えだの、お菓子強奪パレードだのと、慌しいお祭り騒ぎの備えに
大変便利な、甘口ルーと辛口ルーの二種類を前日から作り置き。
そして、毎年、オチビ連れで参加してくれるお料理&お菓子作り名人から
シュリンプ・カクテル、サラダ、鶏のから揚げの差し入れも。

EAT @ YOUR OWN RISK!


勿論、忘れちゃならない、名人作ハロウィン・デザート。

かぼちゃだぞ~!


アンコ好きなツレアイのためにと、和菓子なんですのよ、この子たち。
かぼちゃさんは、粒アン。

おばけだぞ~!


おばけさんは、漉しアン。
どちらもキュートすぎて、食べちゃうのが勿体無いぐらいでございましょ?
と言いつつ、おいしいから、ドンドンバクバク、いっちゃってますけどね。

Trick or Treaters


この夜、許容量以上の糖分補給が見込まれる Trick or Treaters 。
ウルトラ・パワフル・ハイパー・テンションな彼らに付き合うためには
大人は大人で、それなりのエネルギーを蓄える必要が、っとかなんとか。

なにしろ、付き添い役の我々。
お子ちゃまたちと共に、フル装備で任務にあたっておりますゆえ。

Chewie & Yoda


って、どー見ても付き添いのためだけとは、とてもとても…?
…ですよねぇ…

大好きなんですもの、スターウォーズ。
一度はやってみたかった (^^)
にゃこりん様をはじめ、被り物嫌いの皆さま。
恐がらせちゃってたら、ごめんなさい。
二度目はない、とお約束いたします。

なぜならば。
ゴム臭くて、むず痒くて、暑くて、視界が遮られて、息苦しかったの、とっっっても。
(って、そーゆー理由?!?)
この体験によって、被り物を生業となさる皆さまへの尊敬の念を深めた次第。
なにごとも、やってみるモンですな。

それにしても。
“チューイー”が、エピソード4・5・6世代限定のキャラだったということに
今回、改めて気付きました。
スター・ウォーズに歴史あり、ですわねぇ…

引き換えエピソード1・2・3にも登場する“ヨーダ”は
小さな子供達にも刷り込まれ済みのようで
握手や、ハイ・ファイブ(ヨーダはハイ・スリー)をせがむオチビらが、わらわらと集合。

プリンセス姿の女の子が、はにかみながら
“How are you, master?”
と挨拶してくれたときは、被り物冥利に尽きる思いでございました。
でも、二度と被りません、くどいですか。

と、やりたくてやったわりには軟弱なこと言ってる我が家と違って
世の中には、見上げた御仁がおられるもので。

スクリーム


パレードの進む道沿いで、子供たちを驚かそうと、準備万端用意周到
わざわざ木に登り、こんな不安定なポジション&体勢で待機するスクリーム。
本当は、木の下を人が通るたびに、叫ぶ予定だったのかもしれませんが
ここのアパートのパレードは、昔懐かし、集団登校方式。
オチビたち&付添い人軍団をひとまとめにして行進させるものだから
スクリームが襲うためのタイミング、“切れ目”がありません。

その上、オチビは勿論目の前のお菓子襲撃に心を奪われて
スクリーム以上に叫び狂っているし
付き添い軍団は走繰り廻るオチビの監視に目を奪われているしで
殆ど誰もが、スクリームの存在に気付く余地なし。

結果、木の上でひっそりと耐え忍ぶスクリームということに。
見上げたモンでどざいましょ?
気付いてもらいさえすれば、こんなに怖いのにねぇ…

そんなこんなでアパートのハロウィンが無事に終了。
といいたいところですが、実は、今年、もうひとつ別な場所で
我が家の一員がハロウィン・パレードに参加しておりました。

我が家の威張りん坊さん、お久しぶりの登場です。

やれやれ…


珍しく気弱で嘆かわしそうな視線の先には…

かまやつスネイプ

え、オレ?
っちーっす!
オッケー、オッケー、これぐらい、ノープロブレム。
だってホラ、カレ見てあげてちょーだいなわけよ。

オスカル…ではない

…ちょっと哀しいかも…                    …似合ってるだけにねぇ…

OMG!

!?!?!
ダメッ、被り物、絶対ダメッ!
オレんち、只今、被り物禁止令、絶賛発布中だからっ!


ということで。

ミイラ…なのね


我が家の威張りん坊さんのコスチューム。
今年はミイラ with トイレットペーパーとあいなりまして候。
それでもやっぱり、被り物よりマシって感じ(笑)?

秋の夜長。
輝く満月を愛でながら、他愛もないお楽しみを振り返り
ゆるゆると夜が更けていく、いつもながらの我が家でございました。




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ツレアイごはん2009/10/27 09:37

ツレアイごはん
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過去に何度かご紹介しておりますが
我がツレアイはおいしい菌保持者。
おいしいものを食すための労苦は厭いません。

watermelon rind soup

ニンニク・ショウガ・マッシュルーム・豚ひき肉・スイカの皮を
ローストポークを作ったときに滴り出た脂=ドリッピングで炒め
白菜の漬物から出る漬け汁をお出汁で割ったスープを加え
ごま油とニョクマムと香菜で風味付けした食材二次利用スープ。


かといって、特別な食材を使って、特別な調理器具を用い
特別な調理法で調理する、というわけではなく
市販の材料を、家庭の台所で、当たり前に調理するだけのことなのに
ツレアイの手にかかると、お野菜ひとつ湯がいても
明らかにおいしさの違いが際立つ仕上がりに。

ローストポーク・ドリッピング炒飯

やはりローストポークのドリッピングを使った、青ジソたっぷり卵炒飯。


そのおいしさは、いかに夫婦間で大戦が繰り広げられていようとも
ひとたびツレアイ作のごはんを口に運んでしまうと、戦う意欲を消失するほど。
さながら強力兵器のごとく。
名づけて“おいしい菌” by hummingbird 。
全然、強そうでもおいしそうでもないけれど。

ロー&スロー・ローストポーク

これが噂(?)のローストポーク。
2㎏弱の豚のモモ(または、肩)肉の塊を
華氏180°≒摂氏82℃の低温でおよそ8時間に亘ってローストすると
ジューシーで柔らかく香ばし~いローストポークと
旨みたっぷりのドリッピングが収穫できるそうです。
塩と胡椒だけのシンプルな味付けながら
おいしさと光熱費に涙するほどの出来栄え。
因みに、真夏の調理には適さないでしょう。
お台所のサウナ化を試みるには、最適ですが。


というわけで、我が家で大人気のツレアイごはん。
って、食べてるのは、シェフ本人とhummingbird の二人だけの
ある意味、自画自賛状態ではありますが
気の向くままにご紹介すべく、新カテゴリ“ツレアイごはん”搭載決定!

多少なりともおいしい菌にやられちゃっていただけましたならば
ツレアイ共々、うれしい限りでございます。




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