お知恵拝借 ― 2009/02/14 19:19
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ここ暫く、一段と気温が下がり、時折りザーザーと激しい雨の降るパロアルト。
ちょうど一週間前、先週の金曜日の遅い午後、厚い雨雲の隙間から、儚い虹が現れました。
確か去年も同じようなことがあったはず…と、過去ログを遡ってみれば、ありました、ありました。
雨雲と虹だけではなく、花粉症と風邪っ引きまでもが昨年同様。
来年こそは、スッキリとした気分で、この光景を眺めたいものです。

虹から3日後の月曜日。
降ったりやんだりの一日の終わりに、しっかり姿を現したまん丸お月さま。
満月の夜を、控え目に過ごしてくれた雨雲様に感謝。
そして、ヴァレンタインズ・デイを迎えた日本の皆さまから遅れて、まだまだ、13日の金曜日の真っ只中の本日、お菓子作り名人の友人が、こ~んなにラブリ~&テイスティ~なサプライズを届けてくれました。

純白のフレッシュクリームを背景に、真っ赤なイチゴのハートが胸ときめかせるヴァレンタインズ・ケーキ。フンワフンワなスポンジ2段の間には、クリームチーズ入りのムースに包まれたイチゴとマンゴが、たっぷり。
目にも舌にも訴えかける愛の使者に、うっとり~♪
と、体調不良ながらも、なんだかんだと日々“うれしさの素”が。
我が人生、村上春樹サマ言われるところの“小確幸”に満ち溢れまくり。
などと、おめでたいことを言ってる自分が、つくづくありがたい。
そんなおめでたい我が人生を、このところ更に盛り上げてくれているのが、こちら。

うふ。
簡易ミニチュア・ビニールハウスなんですぅううっ!
遡ること、一ヶ月半。
今よりも、も~っとず~っと風邪引き状態が悪かった昨年の暮。
ちょっと気分が良くなってきたことを幸いに、大晦日の午後、ギリギリのタイミングでお節料理の材料を買い出しに。
見事なまでのやっつけ仕事で新年を迎え、その勢いのままお正月を終え、燃え尽きるように再度半病人状態に戻り始めた1月半ば、冷蔵庫の中から、不覚にもお節料理に使い忘れた柚子1個発見。
いや~ん、だ~い好きなのにぃいっ!
せ~っかく買ってたのにぃいっ!
こ~んだけ貴重品なのにぃいっ!
流石にだいぶ干からびかけているにしても、傷んでいないことがせめてもの救いと、早速、皮を冷凍保存。かろうじて残った果汁をぎうぎうと絞ってみても、採取できた果汁は超微量。その代わり、一個の柚子の中に、なんと26粒もの種が隠れておりました。
そして、その中に、一粒。
すでに発芽し始めている種があったのです。
スカスカの実の中で芽を出しそうな種をひと目見てしまったら、とうてい別れ難く。
一粒の種に愛着を持ってしまったら、残りのお粒ちゃん達とだって、当然別れられず。
そもそも、実がなるまで9年だの18年だのと謳われるお柚子サマ。
この種のうち、いったいどれだけの種が発芽するものやら…
こうして、26粒の柚子の種全員を育ててみようプロジェクトがスタートしたのでございます。
とはいえワタクシ、名にし負うプランツ・キラー。
加えて、大の虫ギライ。
自慢ぢゃないが(というより、立派な汚名)、これまでの人生、病虫害に強く、枯らしても死なないぐらいダイハードな草木しかお世話したことがありません。
勿論、種から育てた経験なぞ皆無に等しく。
お種サマ達の運命や、いかに。
ドキドキ&ウキウキのままに、簡易ミニチュア・ビニールハウスを見守ること2週間。
一つの鉢から、小ちゃな芽が覗いていました。
それから毎日、一鉢づつ芽が出てくるようになってきて5日目にはこの通り。

それからも、プランツ・キラーの心配を吹き飛ばす勢いで怒涛の発芽。
あれよあれよという間に、12兄弟が誕生しました。
本日、ラブリ~&テイスティ~をプレゼントしてくれた友人と、緑の親指を持つ彼女の友人に里親さんになってもらうべく、4鉢を里子に出しました。
今、我が家では8兄弟がスクスクと成長中。
そして14粒のお種ちゃん達が、発芽待機中。

発芽したお種ちゃん達のうち、これまでのところ5粒が双子ちゃんでした。

こちら↓は、双子ちゃんと言っても、かなりの時間差攻撃。

そして、唯一の三つ子ちゃん。

付け焼刃でネット検索してみたところ、結実までには長期を要する柚子でも、意外に発芽率は高いらしく、4割6分の発芽は、それほど驚くことでもないようです。
どの情報を見ても、複数の芽が出た場合には、強い芽を選んで間引くように記されていますが、小ちゃな芽の誕生を見てしまうと、とても間引く気になれません。
そもそもこれが、プランツ・キラーの所以でしょうか。
それはさておき。
ここまできておいて、ナンなんですが。
今後、この子達をどー育てていくのか、それが問題。
これまたネット情報によると、お柚子サマは、病虫害に弱い、と。
更に、水はけの良い土壌でゆったり育成とあっても、アパート住まいに地植えは論外。
となれば、せめて、できるだけ大きな鉢に植え替えてベランダで育てようと考えていたところ、屋外に出せば、殆ど100%、その葉を好んで、hummingbird 苦手中の苦手の生命体が、山ほど喰らい付いてくるだなんて!
そうとなったら、室内飼い必至。
今後、少なくとも8個の大きな鉢との同居生活に突入か?
忘れられた柚子の中で芽を出し始めていた一粒の種に愛着を持ったばかりに、人工的な環境で実験的な発芽に挑戦してはみたものの、生体に適した快適な状態を提供できないのみならず、個体にとって必要とされる間引きさえ遂行できないなとど、あたかも、近年巷間で話題になった、八つ子を生んだ14人の子を持つシングルマザーのごとく、身勝手で無責任で無計画な話だといういうのに…
芽吹いた命を眺めれば、どうしたって喜びに満たされてしまう、たわけた奴で、まっこと申し訳ない。
こんな条件の下、揺ぎ無い悪条件No.1要因であるプランツ・キラーのワタクシが、この子達を無事に育てていくために、お柚子サマ育てに関する情報をお持ちの方は、是非、ご指南くださいますよう、よろしくよろしく、お願い奉り申し上げます。
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何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます m(_ _)m
ここ暫く、一段と気温が下がり、時折りザーザーと激しい雨の降るパロアルト。
ちょうど一週間前、先週の金曜日の遅い午後、厚い雨雲の隙間から、儚い虹が現れました。
確か去年も同じようなことがあったはず…と、過去ログを遡ってみれば、ありました、ありました。
雨雲と虹だけではなく、花粉症と風邪っ引きまでもが昨年同様。
来年こそは、スッキリとした気分で、この光景を眺めたいものです。

虹から3日後の月曜日。
降ったりやんだりの一日の終わりに、しっかり姿を現したまん丸お月さま。
満月の夜を、控え目に過ごしてくれた雨雲様に感謝。
そして、ヴァレンタインズ・デイを迎えた日本の皆さまから遅れて、まだまだ、13日の金曜日の真っ只中の本日、お菓子作り名人の友人が、こ~んなにラブリ~&テイスティ~なサプライズを届けてくれました。

純白のフレッシュクリームを背景に、真っ赤なイチゴのハートが胸ときめかせるヴァレンタインズ・ケーキ。フンワフンワなスポンジ2段の間には、クリームチーズ入りのムースに包まれたイチゴとマンゴが、たっぷり。
目にも舌にも訴えかける愛の使者に、うっとり~♪
と、体調不良ながらも、なんだかんだと日々“うれしさの素”が。
我が人生、村上春樹サマ言われるところの“小確幸”に満ち溢れまくり。
などと、おめでたいことを言ってる自分が、つくづくありがたい。
そんなおめでたい我が人生を、このところ更に盛り上げてくれているのが、こちら。

うふ。
簡易ミニチュア・ビニールハウスなんですぅううっ!
遡ること、一ヶ月半。
今よりも、も~っとず~っと風邪引き状態が悪かった昨年の暮。
ちょっと気分が良くなってきたことを幸いに、大晦日の午後、ギリギリのタイミングでお節料理の材料を買い出しに。
見事なまでのやっつけ仕事で新年を迎え、その勢いのままお正月を終え、燃え尽きるように再度半病人状態に戻り始めた1月半ば、冷蔵庫の中から、不覚にもお節料理に使い忘れた柚子1個発見。
いや~ん、だ~い好きなのにぃいっ!
せ~っかく買ってたのにぃいっ!
こ~んだけ貴重品なのにぃいっ!
流石にだいぶ干からびかけているにしても、傷んでいないことがせめてもの救いと、早速、皮を冷凍保存。かろうじて残った果汁をぎうぎうと絞ってみても、採取できた果汁は超微量。その代わり、一個の柚子の中に、なんと26粒もの種が隠れておりました。
そして、その中に、一粒。
すでに発芽し始めている種があったのです。
スカスカの実の中で芽を出しそうな種をひと目見てしまったら、とうてい別れ難く。
一粒の種に愛着を持ってしまったら、残りのお粒ちゃん達とだって、当然別れられず。
そもそも、実がなるまで9年だの18年だのと謳われるお柚子サマ。
この種のうち、いったいどれだけの種が発芽するものやら…
こうして、26粒の柚子の種全員を育ててみようプロジェクトがスタートしたのでございます。
とはいえワタクシ、名にし負うプランツ・キラー。
加えて、大の虫ギライ。
自慢ぢゃないが(というより、立派な汚名)、これまでの人生、病虫害に強く、枯らしても死なないぐらいダイハードな草木しかお世話したことがありません。
勿論、種から育てた経験なぞ皆無に等しく。
お種サマ達の運命や、いかに。
ドキドキ&ウキウキのままに、簡易ミニチュア・ビニールハウスを見守ること2週間。
一つの鉢から、小ちゃな芽が覗いていました。
それから毎日、一鉢づつ芽が出てくるようになってきて5日目にはこの通り。

それからも、プランツ・キラーの心配を吹き飛ばす勢いで怒涛の発芽。
あれよあれよという間に、12兄弟が誕生しました。
本日、ラブリ~&テイスティ~をプレゼントしてくれた友人と、緑の親指を持つ彼女の友人に里親さんになってもらうべく、4鉢を里子に出しました。
今、我が家では8兄弟がスクスクと成長中。
そして14粒のお種ちゃん達が、発芽待機中。

発芽したお種ちゃん達のうち、これまでのところ5粒が双子ちゃんでした。

こちら↓は、双子ちゃんと言っても、かなりの時間差攻撃。

そして、唯一の三つ子ちゃん。

付け焼刃でネット検索してみたところ、結実までには長期を要する柚子でも、意外に発芽率は高いらしく、4割6分の発芽は、それほど驚くことでもないようです。
どの情報を見ても、複数の芽が出た場合には、強い芽を選んで間引くように記されていますが、小ちゃな芽の誕生を見てしまうと、とても間引く気になれません。
そもそもこれが、プランツ・キラーの所以でしょうか。
それはさておき。
ここまできておいて、ナンなんですが。
今後、この子達をどー育てていくのか、それが問題。
これまたネット情報によると、お柚子サマは、病虫害に弱い、と。
更に、水はけの良い土壌でゆったり育成とあっても、アパート住まいに地植えは論外。
となれば、せめて、できるだけ大きな鉢に植え替えてベランダで育てようと考えていたところ、屋外に出せば、殆ど100%、その葉を好んで、hummingbird 苦手中の苦手の生命体が、山ほど喰らい付いてくるだなんて!
そうとなったら、室内飼い必至。
今後、少なくとも8個の大きな鉢との同居生活に突入か?
忘れられた柚子の中で芽を出し始めていた一粒の種に愛着を持ったばかりに、人工的な環境で実験的な発芽に挑戦してはみたものの、生体に適した快適な状態を提供できないのみならず、個体にとって必要とされる間引きさえ遂行できないなとど、あたかも、近年巷間で話題になった、八つ子を生んだ14人の子を持つシングルマザーのごとく、身勝手で無責任で無計画な話だといういうのに…
芽吹いた命を眺めれば、どうしたって喜びに満たされてしまう、たわけた奴で、まっこと申し訳ない。
こんな条件の下、揺ぎ無い悪条件No.1要因であるプランツ・キラーのワタクシが、この子達を無事に育てていくために、お柚子サマ育てに関する情報をお持ちの方は、是非、ご指南くださいますよう、よろしくよろしく、お願い奉り申し上げます。

迷惑コメント多発のため、コメント欄を承認制に変えさせて頂きました
何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます m(_ _)m
コメント
_ にゃこりん ― 2009/02/17 11:57
_ hummingbird ― 2009/03/07 15:35
☆にゃこりん様
お久しぶりでございます~!
ようやくPCが戻って参りました。早速、お気に入りブログを次々に訪問して、PC入院中の遅れを取り戻そうと…なんて始めちゃったら、PC前に釘付け状態になっちゃうので、今日のところはホドホドで打ち止めにして、先ずは自分のブログを更新しなさいっ!コメレスしなさいっ!と、老体に鞭打っているところです。
折角、お知恵頂戴していたのに、お返事遅くなってごめんなさい。
おぉ!ありましたよね~、前科!にゃこりん家の愛息ちゃまのお手々のごとき愛らしさのショウガのベイビーちゃんでしたよね~(^^)
我が家の柚子種さん達、結局、26粒中15粒が発芽しました。最後の子は、なんと4つ子ちゃんで、発芽したのが一昨日。最初の子の発芽から一ヶ月以上経過しての誕生でした。そんなこんなで、残りの11粒も、まだ捨てられずにおります…(^^;
本当に不思議ですね~、種。
緑の親指、花博士のにゃこりん様も、種から実のなる木を育てたことがない?!?!そうでしたかぁ…こりゃ、まさしく無謀なこと始めちゃったな~(笑)
植え換え情報、ありがとうございました。徐々に大きく、ですね。とっても重要な情報で、助かりました。“それなり”っていうのが今ひとつピンとこないぐらい、知識&経験不足ではありますが、出来る限り色んな苗木を目にして、“それなり”感を養っていきますね。
頑張ります!
っていうか、柚子ちゃんたち、頑張って~♪
お久しぶりでございます~!
ようやくPCが戻って参りました。早速、お気に入りブログを次々に訪問して、PC入院中の遅れを取り戻そうと…なんて始めちゃったら、PC前に釘付け状態になっちゃうので、今日のところはホドホドで打ち止めにして、先ずは自分のブログを更新しなさいっ!コメレスしなさいっ!と、老体に鞭打っているところです。
折角、お知恵頂戴していたのに、お返事遅くなってごめんなさい。
おぉ!ありましたよね~、前科!にゃこりん家の愛息ちゃまのお手々のごとき愛らしさのショウガのベイビーちゃんでしたよね~(^^)
我が家の柚子種さん達、結局、26粒中15粒が発芽しました。最後の子は、なんと4つ子ちゃんで、発芽したのが一昨日。最初の子の発芽から一ヶ月以上経過しての誕生でした。そんなこんなで、残りの11粒も、まだ捨てられずにおります…(^^;
本当に不思議ですね~、種。
緑の親指、花博士のにゃこりん様も、種から実のなる木を育てたことがない?!?!そうでしたかぁ…こりゃ、まさしく無謀なこと始めちゃったな~(笑)
植え換え情報、ありがとうございました。徐々に大きく、ですね。とっても重要な情報で、助かりました。“それなり”っていうのが今ひとつピンとこないぐらい、知識&経験不足ではありますが、出来る限り色んな苗木を目にして、“それなり”感を養っていきますね。
頑張ります!
っていうか、柚子ちゃんたち、頑張って~♪
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冷蔵庫で強制冬眠中だったにもかかわらず発芽の準備をしていたなんて。
そのベイビーを見ちゃったからには・・・そうですよね~!!
私もほら、ショウガのベイビーの前科がありますから^^
でも、種から実のなる木を育てたことはありませんからとっても楽しみ~♪
鉢植えで柚子を育てていらっしゃる方もいるみたいだからベランダでがんばって~。
ただ、最初から大きな鉢には植えないほうがいいみたい。
根の部分だけがどんどん延びていって、土から上の発育が遅くなるんですって。
苗木の大きさに合ったそれなりの鉢で、一回り大きな鉢に植え替えを繰り返すのがいいみたい。
いや~~、ホント楽しみです!