Dungeness Crab2007/01/20 01:28

ベイブリッジ

アメリカ人の食の嗜好を知る中で、hummingbird にとって意外だったのは、思いのほかシーフード好きを自称する人が多いこと。なんといっても肉食だろうと思い込んでいましたが、そして、実は今でもその思い込みを変えてはいないのですが(笑)、料理本でも、TVでもシーフードは人気のメニュー。海が身近なこともあってか、サンフランシスコ近郊には有名なシーフードレストランがたくさんあります。

とはいえ!!
こちらでシーフードといえば、メニューのほっとんどの割合をカニ、エビ、ロブスター、メカジキ、オヒョウ、サーモン、サーモン、サーモン!が占めています。
あ、ホタテとかカキとかの、貝類も少~しありましたっけね。
我らがニッポン人の、魚介食における長~~い歴史と多様な品種、ヴァリエーションに富んだ豊富なメニューとは、比較になりません。←異論反論おありのこととは思いますが、あくまでも私見です。お手柔らかにどうぞ。

とはいえ!!←またかっ!?!
こちらにはこちらの、美味しい食べ方あり(なんか偉そう?)、 それなりに(かなり偉そう?)楽しむことができます。

そして、なんと言っても季節物は、よっぽど無茶なことさえしなければ、誰がどんなことをしたって(更に偉そう??)美味しい!!

ということで、Dungeness Crab の季節到来。
サンフランシスコのScoma's Restaurantでカニを食べてきました。前振り、長過ぎですね。
本日冒頭の画像はサンフランシスコ名物(のひとつ)ベイブリッジ。
レストランは↓こちら。ベイブリッジは全く関係ありません(汗)。


観光名所のフィッシャーマンズワーフ周辺からギラデリースクエアーに向かう途中の右側、湾に向かう小道、その名もAl Scoma Wayを入って直進、左手に見えてくる、地元民にも観光客にも人気のあるレストランです。料理のお味はそこそこですが、メニューを選ぶときに、お薦めを参考にすれば、素材の新鮮さは太鼓判。かなり美味しいシーフードにありつけます。
因みに、パスタ系を選ぶと、ガッカリするのは全米を通じて言えることですので、ここだけに限ったことではありません(苦笑)

お店の目の前にある駐車場の湾側の端っこには、Dangeness Crab の看板が立っていて、この日は順番待ちのお客さんが記念写真を撮るポイントになっていました。多くの人が「両手でピース!」のポーズ。ニッポン風に言えば、チョキ×2の、カニさんポーズだと思われます。


外観だけで判断すると、雰囲気もへったくれもないレストランかもしれませんが、これもこのエリアのレストランには多い特徴。中に入れば、一応この通り。カウンターバーでお食事前の一杯が楽しめます。

ファンシーとはいえないし、決して座り心地の良いスツールでもありませんが、それなりの気分を味わいつつ、テーブルが空くまでの間、メニューを眺めてお料理を選んで過ごすのも格別。この日は、クラブカクテルとクマモトオイスターを前菜に決めました。

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Scoma's Restaurant
http://www.scomas.com/home.htm

1-800-644-5852
415-771-4383

Pier 47 on Al Scoma Way
San Francisco, CA 94133

宴会・パーティー以外の予約は受け付けていないようです。

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from Palo Alto


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コメント

_ にゃこりん ― 2007/01/20 15:40

そちらの方々のシーフード好きといったら、魚介のジャンバラヤか、テーブルに山盛りになった牡蠣をナイフでこじあけて食べる図、同じく蟹をむさぼる図(豪快に)というイメージですが・・・どうなんでしょう。
日本のシーフードとはまたひと味違うんでしょうね。
風土が違うだけに、な~んちゃって(笑)

主人に人気なのは『サーモンのホイル焼き』です。
アルミホイルの上にサーモンの切り身を置き、
味噌とマヨネーズを混ぜた物を塗り、
オニオンスライスときのこを乗せ、キッチリ包んでグリルで20分焼くだけ。
レモンを搾っていただくと美味ですわよ~。

_ デェビットチョッネー ― 2007/01/20 22:38

すし屋はどうですか パロアルトにミヤケというちょっと変わったすし屋があると聞いたのですが  

_ hummingbird ― 2007/01/21 01:33

☆にゃこりん様

風土、違いますね。って、ここ、まっとうに返すところぢゃぁ、ない(笑)?ともあれ、豪快でしょうね~、お皿の大きさ、重さからして違いますものね。当然、お料理の量も違ってくるわけで・・・こちらのウェイター、ウェイトレスさん達の腕力には驚かされます。話、ずれてますね、相変わらず。

ご主人様人気の「サーモンのホイル焼き」、美味しそうですね~!こちらの人々の間でも人気になりそう♪
次回のお集まりで盗作させていただきまっすv(^^)v


☆デェビットチョッネー様

おぉ!よくご存知ですね~、ローカルな話題を!!
Miyakeは賛否両論レストランの代表格的存在かもしれませんよぉおっ(笑)

我が家はこちらでは滅多にお寿司を食べないのですが、ときどき伺うおすし屋さんと言えば、Mountain ViewのSushi Tomi さんです。

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Sushi Tomi
Address: 635 W. Dana St., Mountain View.
Phone: 650.968.3227.
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話題戻って、Miyakeについて。
hummingbird は、数年前、パロアルト在住自称「日本通」のアメリカ人に「日本人好みの、いいスシバーがある!」と誘われて、夕食時に初訪問。「ここが日本人好みだと思っているとすると、アナタ、認識間違ってますよぉ」の、お味的にも、雰囲気的にも、我が家のテイストではなかった、と(笑)
その後、また別のアメリカ人に誘われて再訪。ファーストインプレッション、上塗り、と言ったところでしょうか(^^)

我が家の友人知人の間でも、評価が分かれるレストランです。非常に大雑把にまとめると、日本の本物のお寿司を知っている人々にとっては、Miyakeのお寿司は論外。まぁ、アメリカのお寿司と日本のお寿司と比較したら、ほぼどこだって論外と言えるかもしれませんね(^^;)
ただ、ここは、こちらのすし屋のレベルで測っても、「寿司」で評価されるレストランではないと思います。

そんなMiyakeの「売り」は、なんと言っても「パーティー寿司」!なんのこっちゃ、でございますが・・・
とにもかくにも、ディナータイムともなれば、ミラーライトの輝きとともに、店内に響き渡るは大音響のディスコ(ふっる~~)系ミュージック!表通りを揺るがすほどのビートです。
店内では、毎日が飲めや呑めやのお祭り騒ぎ。アルコールのオーダーには、すかさずイッキコール!イッキィ、イッキィの掛け声とともに、お客様はテーブルの上に引き上げられ、衆人環視でイッキ飲み。

バブル期ニッポンの乱痴気騒ぎや、一昔前の大学生の飲み会を彷彿とさせる光景が、夜毎夜毎に繰り広げられているとご想像いただければ、当たらずといえども遠からじ。この雰囲気を味わいたい人々で、予約システムのないこのお店は連日連夜、長蛇の列。
「料理な~んか、っどーーーでもいいっ!呑んで騒いでへべれけになって、茫然自失だっぜぇえええぃっ!!」という環境を求める人々には、最適なレストランだと思います。そのレベルで考えれば、お料理も許容範囲以上といえるかもしれません。腐っても日本食、お値段もそれなりです。余談ですが、hummingbird は、パロアルトで暮らすようになって以来初めて、このお店の前の路上でゲ××ロバー状態の御仁を目にいたしました。日本ではともかく、アメリカでは非常に珍しい光景だと思います。

ある人の、「人となり」を判断するモノサシに「Miyake好きか否か」が使えるかもしれませんですね(笑)
それとも、騒音基準に「One Miyake」とか?
ここが「日本人好みのレストラン」と評価されることには、恥ずかしさと哀しみを覚えますが・・・・
実際には、日本人のみならず、アメリカ人を始めとして各国の人々の中に根強いファンを持ち、揺ぎ無い人気を誇るユニークなレストランと言えるのではないでしょうか。

以上、限りなく個人的見解に満ち溢れたhummingbird のMiyakeレポート from Palo Altoでした!

_ デェビットチョッネー ― 2007/01/22 20:42

パロアルトの友人にもこのブログを紹介しました ミヤケのレポートありがとうございます 予想以上にクレイジーな店なんですね

_ hummingbird ― 2007/01/23 12:42

☆デェビットチョッネー様

パロアルトのご友人にご紹介くださったとのこと、光栄です!もしかしたら、ご友人とは、パロアルトのどこかで擦れ違っているかもしれませんよね?!?!?
どうぞ、よろしくお伝えくださいませ。

そして。無駄に長いミヤケレポートを読破してくださったのですね。誠にありがとうございます<(_ _)>
ミヤケ、いろ~んな印象をお持ちの方が、いっぱ~いいらっしゃると思いますよぉ!
これもひとつの意見と思っていただければ、幸いです。


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