つい先日、「レイニーシーズン突入」と書いたばかりですが、ここ数日、晴れ間が見えるパロアルト。今日は朝から快晴。動物達の動きも活発になったところで、アパート沿いの散歩道の傍らに、赤い実を食べている黒リスを発見。色の取り合わせが可愛かったので、カメラを向けてみました。

アパート周辺には、どうも3種類のリスがいるようです。

我が家のブルージェイ食堂に訪れる灰色っぽい茶色の尻尾がフサフサしたリスと、本日の黒いリス。彼らは木に登ったり、そこからベランダに飛び移ったり、と軽やかな動き。灰茶色のリスの中には、ときに、ベランダの手摺りから庇に吊るしてある鳥用の給餌器に飛び乗って、鳥達に迷惑がられている連中も。

そして、groud squirrelと呼ばれている地上性のリス。見た目は灰茶色のリスとよく似ていますが、生活圏が異なり、地面に落ちている餌を収集しています。地上を這うようにして餌を探す彼らの頭上には、美味しそうな実が成った木の枝を身軽に行き来する木登りリスたちの姿が。すぐ届くところに食べ物があるのに・・と、なんだか勝手に可愛そうな気分になったりしていると、よくしたもので木の上のリス達が陣地争いで派手に飛び回ったおかげで、熟した実がポロポロ落ちて、地上リス達のもとへ。

自然の業は人智の及ぶところではありませんね。

from Palo Alto


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