12月も半ばを過ぎると、世間様の何もかもがクリスマスを目指しているかのごとき様相。我が家も毎年恒例のお飾りを引っ張り出しながら、この一年を振り返り・・・・とはいえ、渡り鳥生活の我が家のお飾りは、とってーーーもシンプルなため、引っ張り出せば、即完了。

いつものお飾りに加えて、今年は、画像向かって左に見える赤いクリスマス・ツリー型アドヴェント・カレンダー・ボックス by Starbucs が初参加。１～２４までの日付が記されたひとつひとつの箱の中に、チョコレートが入っています。このタイプの飾り物に使われているチョコレートですから、どうせたいした味ではないだろうと、見くびっていたら、予想を超えた美味しさでごめんなさい。ただし、アメリカの高級チョコレートと比べてということで、ヨーロッパや日本の中級以上チョコレートとは比べないほうが良いのかも。

飾りつけも、振り返りもアッという間に切り上げたら、ため息が出るほど美しいお飾りや、目を瞠るほど凝ったお飾りを楽しみに、ヨソサマのお宅拝見の旅へ。この時期、家々の明かりが灯る頃になると、住宅街をドライブして、夢のようなデコレーションを眺めて幸せ気分に浸っているhummingbirdにとって、もうひとつ、忘れてならない大好きなクリスマス・デコレーションがLiquidambar＝アメリカ楓（あめりかふう）＝紅葉葉楓（もみじばふう）の木。

夏の間、爽やかに生茂る緑の葉が、初冬になると鮮やかな黄、橙、赤へと色変わり。それだけでも息を呑むほど美しいのに、枝からはイガイガがいっぱいついた可愛い実がたくさんぶら下がって、まさしく天然のクリスマス・デコレーションのよう。

色彩も形態も、自然の美しさに勝るものは無いとつくづく感心しながら、悪天候に葉が落ちていく様や、雨の合間の太陽に照らされる様を、心ゆくまで味わっています。


そして、今日はパロアルトのダウンタウンを走行中に、こんなお飾りに出会いました。

車の中から撮影したため、申し訳ないほど不明瞭な画像ですが、真っ赤なお鼻のトナカイさん仕様の車。おわかりいただけますか？

from Palo Alto


←人気blogランキングに参加中。